2010年5月20日木曜日

セクシーハードボイルドノンフィクションフィクションアドベンチャー小説  第4話

去年の夏は、そうゆう流れもあってか、ありがたい事に多くのアーティストからフューチャリングに誘われた。


RIP SLYMEのアルバム『JOURNEY』では、


"Watch out!"


という曲に参加させてもらった。
これは、曲自体はみんなのフロウもほぼ完全に入った状態の物に対し、俺とTAKUTOでフック2番を作ってRECしたところ、DJ FUMIYA がそれに答える様にトラックを作り直した。


さすが、メジャーの第一線で活躍しているアーティストなだけあって、その仕事のスピードとクオリティーには驚かされた。





そして、彼等のツアーファイナルでは、なんと!!武道館で”Watchout"の
ライブアクティングを行った。その直前のリハで、PES君、イルマリ君、SU-さん、RYOUJI君と共にTAKUTOがダンスホールで磨き上げた踊り ギャリスィンとアッパースウィングウェーヴの振り付けまで練習して、ライブは大成功に収まった。



武道館に立つのは、小学校の頃剣道の大会で出場して以来ひさびさだったが、やはりライブとなると、あの『ビートルズ』や『ドリフターズ』が演奏した所という事と、1万人というオーディエンスの多さにいささか緊張はしたものの、サウンドシステムの良さと、RIP SLYME のフレンドリー感に包まれて、



本当に楽しくパフォーマンスする事が出来た!!




そして、同時期に先日もブログにのせさせてもらったが、
RINO LATTINA2 and DJ YAS の最新アルバム



『LAMP EYE FRAVA』



にも誘われていた。
その内容は、トラックはもちろんDJ YAS、それに対し総勢6人でmicリレーをしてゆく物だという。
そこで集められた強者MCとは、もちろん先手は事の発端を起こす


『RINO LATTINA』


雷家族、プロスケーターとしても活躍する『SHINNOSUK8』


現Hip Hopシーンにおいてそのテクニックとリリックの熱さで支持をあつめる『SIMON』 


妄走族の一人であり、ソロアルバムも多く手がける『剣 桃太郎』


練馬ザファっカーを築き、アナログスペシャルバージョンで特別参加の『D.O』
(その直後発売されるであった彼のソロアルバムも最高の出来で、心がしびれた。是非みんなにも聴いてもらいたい!!)


JUNGLIST YOUTHSより『TAKUTO』と俺。


TAKUTOは自らをNUEDO(新江戸)スタイルというだけあって、かの有名な幕末志士『高杉晋作』の終生の句、
『おもしろき、事もない世を、おもしろく、、、』からの続きを書くようなリリックで、Hip Hopのビートに対し、彼の独特なリズムとメロディーをかもし出していた。


そして俺は、、、、、、、




俺はというと、









かなり悩んでいた、


『うわ~、やっべー、すげー面子、、、、これは失敗したら、、、、命を落とす恐れがあるな、、、、
リリックどうしよう、、、』


しかし、ビビッていても始まらない、自らを信じ道を切り開くためには、、、、もう行くしかない



コンセプトは決まった、
たった一匹で行動し、愛を保ちながら己れの牙で大切な物を守りぬく獣”狼”をモチーフに書いてみた。
後はそれをどう上手くリズムに乗せれるかだ、
RECの時は、笑われてもかまわない、馬鹿にされてもいいから固まって動けなくなる前に志願してトップでブースに入った。


今あるありったけのテクニックと情熱を先輩達、あるいは好敵手達にぶつけた、、、
終了後恐る恐るブースから出てみたが、、、DJ YAS君、RINO君、そしてみんなが、


『よくやってくれた』


というように熱く拳をかわしてくれた。緊張がほぐれたせいか、次の日から熱で寝込んでしまったものの、そのアルバムがリリースされた後、多くの見ず知らずのHip HopフリースタイルMCや、Big アーティストからリスペクトをもらった


DJ YASさんからも

『この曲に対しては以前作った    



    『証言』



に似た衝動が走ったから、曲名はそれの続編という形にもとれる

      



    『狂言』



にしようと思う』






!!!!、、、、、、






やった!! 大成功だ!!!


自らの勇気と行動が、自分の限界ラインを突破した瞬間だった


この世の中には、金じゃ買えないものが多くある
それは例えば、『信頼』であったり『愛』であったり、
人間にとって、大抵の大切な物とはそういうものではないかと思う

だったら、俺は、曲を、、、、、、歌を、、、、そうゆう物の為に手掛けてゆきたい

真夏の暑さに促され、一人心を熱くさせた2009年夏

リリースパーティーやライブアクトを済ませ一段落していた時に、電話が鳴った
受信告知を見ると、、、、、、






DJ SOMAからであった、、、、、、、、、






次回続く

0 件のコメント:

コメントを投稿